【初日】京都大学サマーデザインスクール
※初日の帰り道と二日目の朝に書く。まだ二日目やってない。
2016年9月7日(火)、京都大学サマーデザインスクールに参加した。
http://www.design.kyoto-u.ac.jp/sds2016/index.html
いくつかあるテーマの中からやりたいものを選んで参加するタイプの勉強会。全部で37あるテーマの中から、私はテーマ「リアルタイムな観察記録表現伝達のクロニクル」を選んだ。人の観察に興味があるからだ。
受付、オープニングが終わり、テーマ番号31番の自分のブースへ移動。そこでワークショップ概要などについてスライドショーを見る。
どうやら、私たちのチームは隣の「34番、地面について」さんをずっと観察して年表にするそうだ。てっきり会場で行われている我々以外の36チームを観察すると思っていた。しかも屋外へ繰り出して京都の街を練り歩く。日焼け止めなんで忘れたんやろう。
まず年表の説明。年表は日本史や世界史などの教材やテレビ欄などがある。年代とは一つの観点から区切られたもの。それらを事件や文化などのジャンル分けして時系列に詰められた情報が年表。大きい事柄は新聞の見出しのような文章で書き、他は体言止めが多い。重要事項は太字か赤字。新聞のテレビ欄で最小文字数はEテレの「あ」。
新聞のテレビ欄はみちみちだとは思っていたがまさか一文字とは思はず、言われて気づいた。そしてそれでも分かるこの番組すごい。
次に観察方法の説明。文明の機器を使い秒単位で観察するらしい。すごい。この日のために専用のアプリを作っているようで、時間ボタンを押し現在の年月日時間分秒を頭に書き、それからは自分たちで文章打っていく。参加者に振り分けられた3台のiPhone、iPadで書かれた内容はネットの力により時系列になって合体できる。すごい。
観察対象は、お隣の地面さん。外へ出てフィールドワークしている様子をいちいち観察していった。ちなみに対象は「まるじ」と呼びそれを追っている私たちは「ORCA black」。最近問題視されている歩きスマホで参加者たちのあとをストーカーしていった。
まるじは黙々と地面の写真を撮りバインダーに何か書き込みをしていて、何を何のためにやっているのかわからなかった。観察中、対象者とはあまり接触しないでと言われたため聞かなかったが、聞いておけばよかったと後悔。
そして帰ってきて分析。記録者によって対象物も書き方も違うため、まずどれが誰なのか判断するための人物表、まるじの発見したこと、まるじの行動ごとに分けていった。
初日はここまでで続きはまた2日目。
余談
オープニングで37つのテーマの概要を、説明するときのスライドがつぼ。「37人もの発表者がいるため3列になって、1人30秒以内でお願いします」をアルマゲドンのシーン使っていて何かこみ上げるものを感じた。
UX KANSAI_#03
2016年7月9日(土)、UX KANSAI #03で、インタビューとCJMをやった。
事前にフォトエッセイを書いてきて、それをもとにインタビューをしてCJMを制作した。講義についてなどは割愛し、講義やワークショップをいて感じたこともんもんとしたことなどを書いていく。
プレゼンのとき、一度もやったことがないということで、私が発表した。「インタビューが甘い」と言われた。くそう
【講義中の「はっ」】
「エッセイを書いてきてもらうのが大変で無理そうなら、写真または大切なものを持ってきてもらうといい」
人は物があると喋りやすいのか。
非構造化インタビューは、1時間くらい雑談したあと、「あっきたーーー」と話が5分くらいでてくる
それほどラポール大切で築くのはたいへんなのだと思った。でも、いいなぁいいなぁとその時が来たらさぞ楽しいんだろうな。
「ゴールが間違っていることがあるから、つねに問いを立てる」
毎回言われるが毎回不安でしかないし毎回できてない。はがゆい
【インタビューでの発見】
「本当はどうしたかったんですか?」
なにをした→なんでした→なんでそうなった→「本当はどうしたかった?」の順に聞いていた。私がいままで聞いていたのは「なんでそうなった」止まりで、この質問をしたことがなかった。多分最初にぶつけても意味がなくて、一連の流れとちょっとの信頼関係なかったらいけない。「そーーなんだよ〜〜〜!!」と机を叩く勢いでその不満をぶつけてもらうくらいまでの密度になったらより踏み入って聞けそう。
「この写真ってどこ?」
フォトエッセイの写真を指差して「この写真ってどこですかね」と開口一番にそう言った。さっきまでの刑事の取り調べっぽい「どこに行かれたんです?」と聞き始めるより、親密感がある……! 真似したい。ワークショップチーム5人中の1人は「いきなり聞かれてびっくりしないか」とやや否定的だったが、インタビューイは「ありがたかった。話をしやすかったし、このために写真を合成したことも言わなかったし」と言っていた。私含む他の3人も話しやすいと言っていた。
「なぜ? 一回が上手」
私がインタビューをしたとき、「なぜそれを選ばれたんですか」と言ったことに対して、「なぜが上手」と講評いただいた。ほめられた! とその時はうれしかったが、よくよく考えるとそのなぜは1回で終わっていた。あっさいインタビューだったことに気がついた。5回以上なぜをやって掘って掘り下げたい
「オウム返しに聞く」
カスタマージャーニーマップ - きしもとのブログ。
同じセミナーに言った、同じ学校の岸本のブログ。インタビューが浅いと言われたあと、どこをどうすればよかったのかと思い返してみたが見当がつかなかった。が、このブログ見て「うわ〜〜〜これかーーーーー!!」とスマホを激しく振った。気づかなかった。今回私がチームの発表をしたときも、浅野先生はオウム返しできた。そのなぜに対しては四苦八苦してうまく答えられなかったのは悔しかったが、いま気づけてよかった。
【次の課題】
なぜなぜなぜなぜをする
UX KYOTO_中級編#03
2016年4月23日(土)にUX KYOTO「中級編WS #03 体験プロトタイピング」に参加した。
※とてつもなく生意気なこと言ってますが、ご容赦ください。できるだけその時思ったこと感じたことを書いてます。
【初めに】
この中級編は全3回あり、1回目2回目と作ったアプリのプロトタイプを使ってサービスサファリとアクティングアウトをした。
今回は、そのWS参加者としてではなく、WSをしているチームの“観察者”として一つのチームに入りこんだ。この記事はWS内容のレポートではなく、WS中のチームの観察者視点で書いている。なお、最終回のみの飛び入り参加で、用語などの解説はきちんと理解できてないため省く。目標は「なぜ?」を5回言うこと。
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